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      ■月刊Boaty Field

        2004年2月号

      ON DECK CUISINEより


        2004年1月5日発売 



 新春、暖かくて豪華で珍しくておいしい、そんな鍋がありました。

明けましておめでとうございます。
 皆様そろそろおせち料理に飽きてきた頃ではないでしょうか? もっとも最近では元旦早々何でも手にはいるのでおせちに飽きることもないかもしれませんが・・・・・・。

 ボート仲間から新年会のお誘いがきました。いつものことながら何を食べようか迷うところです。厳寒期のまっただ中とはいえ,新春の宴会です。暖かくて豪華でおいしくて珍しい物。みんなのわっと驚く顔が見たくてついつい真剣になります。なんたって新年会にはこの不景気を吹っ飛ばすその年最初の食事会という大きな意味があるのですから。
そこで今回思いついたのが牛テイルを使った鍋。

むかしは4時間もじっくり煮込んだりと、大変手間がかかるのでめったに作りませんでした。今は圧力鍋のおかげで1時間程でできます。ゼラチン質のスープは濃厚でどんなに寒くても身体が芯から温まります。
狭くて料理しずらいボートデッキでも、牛テイルさえ自宅で煮ておけばびっくりするほど簡単においしく最高の鍋が楽しめます。

              ということで
        今月の自然や流簡単デッキ料理のレシピは
              牛テイル鍋

牛テイル鍋はフランスの代表的な家庭料理ポトフの一種です。本来スープと肉野菜は別々に盛りつけマスタード、粗塩等で食べますが、まあこちらは日本ですし、海で冬で寒いですから熱々の鍋仕立てにします。
ポトフはひと言で言えば肉や野菜を水から煮込んだ料理。肉の種類については特に決まりはありません。今回取り上げた牛テイルはもとより牛タン、すね肉、もも肉、あるいは鶏を丸ごと入れてもおいしくいただけます。、ただし、ハムやベーコンは香りが強すぎるので避けた方が無難でしょう。

準 備

まずご家庭での準備から。@牛テイルは一本分約2kを圧力鍋に入れ、鍋の限界線まで水をいれます(鍋の仕様書で確認)。 蓋をして火をつけシューッと蒸気が強く出たら弱火にし、30分ほど煮て火を止めます。
さめたら上部に浮いている油を取り去り密封性の高い容器に移し慎重にボートまで運びます。(私がいつも使用しているダッチオーブンはラップして蓋をすれば密封性が高くひっくり返さない限りめったにこぼれません)
Aセロリ、にんじん、かぶ、ジャガイモ、長ネギ、ブロッコリー等は食べやすい大きさに切ります。キャベツは芯を残したまま縦に切り、煮てもバラバラにならないようにします。ごぼうはたわしでよく洗い包丁の背で表面の皮をそぎ3センチ程の長さに切ります。

ボートデッキレシピ
いつものように波の穏やかな安全な場所にボートを移し、アンカーリングして料理をはじめます。風の影響を比較的受けないところにコンロをセット。 鍋は重みがありしっかりとしたものを選びます。思わぬ引き波がきたときなど、片手でよけられる吊り取っ手のものがよいでしょう。 海では熱効率が下がります。ボンベの予備は多めに持参して下さい。
 コンロをセットし鍋をのせたら用意した牛テイルとスープを鍋に移します。スープが少ないようでしたら水を足します。固形スープ(マギーブイヨン等)を2個入れ、ベイリーフ3枚、セロリ、にんじん、ごぼう、かぶ、ジャガイモ、長ネギを加えアクを取りながら40分ほど弱火で煮込みます。途中キャベツを加えほぼ煮えたらブロッコリーを加えます。
あまり長く煮すぎたり火力が強すぎると骨と肉が剥がれてしまいますので気を付けて下さい。
薄口醤油と酒、黒胡椒で味を調えお召し上がり下さい。 いくらおいしくてもスープを全部飲んではいけません。この後作る雑炊のためにとっておきます。
具を食べたら、鍋を再び火にかけ用意したごはんを入れます。塩で味をととのえ溶いた生卵を入れ雑炊をつくります。

穏やかな新春の海で気のあった仲間達と最高の新年会を堪能して下さい。
 
 

      今月の料理

      牛テイル鍋       

           
       
用意する物


    
 □キャンピングテーブル(背の低い物)
     □キャンピングチェアー  □家庭用携帯ガスコンロ
     □予備のボンベ □鍋  □椀  □はし  □おたま、
     □調理ばさみ □ゴミ袋  □軍手 □コップ
     □飲み物(お酒、ソフトドリンク等) □木べら
     □軍手  □キッチンペーパー

用意する食材(4〜5人分)
  
  調味料   □塩    □黒胡椒     □薄口醤油
       □ビーフブイヨン    □ベイリーフ
       □水

  食材   □牛テイル2k   □キャベツ1/2 
       □じゃがいも小4−6個
       □ベビーキャロット  □セロリ 1本
       □生卵 4個
       □かぶ    □しめじ   □ごぼう2本  
       □長ネギ1本 □ごはん3パック 
下ごしらえ( 前日)

@牛テイルを圧力鍋に入れ、鍋の限界線まで水をいれる(鍋の仕様書で確認)。
A 蓋をして火をつけシューッと蒸気が強く出たら弱火にし、30分ほど煮て火を止める。
Bさめたら上部に浮いている油を取り去り密封性の高い容器に移しボートまで運ぶ
Cセロリ、にんじん、ごぼう、カブ、ジャガイモ、長ネギ、ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。キャベツは芯を残したまま縦に切りりバラバラにならないようにする。
ゴボウは包丁の背で泥と薄皮を落とす。

船上レシピ
@用意した牛テイルとスープを鍋に移し、スープが少ないときは水を足す。
A固形スープを2個、ベーリーフ3枚、セロリ、にんじん、ごぼう、カブ、ジャガイモ、長ネギ、ごぼうを加えアクを取りながら40分ほど弱火で煮込む。
B途中キャベツを加えほぼ煮えたらブロッコリーを加える。
* あまり長く煮すぎたり火力が強すぎると骨と肉が剥がれてしまうので要注意。
C 薄口醤油と酒、黒胡椒で味を調える。 
D具を食べてしまったら、鍋を再び火にかけ用意したごはんを鍋に入れる。塩で味を調え溶いだ生卵を入れ雑炊をつくる。
   *湯の沸騰、蒸発の具合により味は常に変わります。塩や水でこまめに味の調節をしましょう。
*ふたの開け閉めをこまめにして熱効率を良くしましょう。

 



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