|
■月刊Boaty
Field
2004年3月号
ON DECK CUISINEより
2004年2月5日発売
まだまだ寒い季節、魚介類を使った
濃厚・激辛鍋で乗り切りましょう。
先月号で久々に圧力鍋を取り出して、ボートの上で店のスタッフと牛テイルの鍋を作りました。原稿を書き終えて掲載誌が手元に届く頃、アメリカ産牛肉のBSEニュースが飛び込んで来ました。タイミングの悪さにがっかりしている間もなく、次のニュースは鶏のインフルエンザ。 BSE、SARS、鯉ヘルペス、鶏インフルエンザとここにきて食を取り巻く環境の異変がとても気になるところです。 あまりにも自然の法則を無視した生き物の製産方式に神様のバチが当たったのでしょうか?
まあ、気にしていても始まらないのでこちらは どんな北風にも負けない強い意志と遊び心をもって真冬の海を盛り上げましょう。
ということで、今月の自然や〜じねんや〜流デッキ料理のレシピは
わたりがにとキムチのチゲ鍋
わたりがにと一般的に呼ばれていますが、この蟹の標準和名はガザミ。本州北部から九州、韓国、中国北部に分布し、内湾の浅瀬に棲息しています。わたりがにの旬は日本各地で違い、関東、甲信越では4月〜7月、中国地方では10月〜1月頃、四国・九州8月〜9月頃が旬です。
わたりがにの料理法には色々ありますが、2月から3月は冬から春への変化の季節といっても、まだまだ寒い日が続きます。そんな季節に一番暖まる料理といえばやはり鍋。それも激辛と言われるものがよいでしょう。さらにスープがたくさん飲めればよりいっそう暖まります。海のものならダシがよく出るので美味しいスープがたくさんとれます。とくにダシがよくでるのは、一歩間違えるとみそ汁になってしまう鰹節を除くと蟹や海老、それに貝。今回はそういった具材をたっぷりと入れた濃厚な鍋にしましょう。
もちろん今回もこれまでと同様に、自宅での下準備がデッキ料理を楽しむポイントです。特に寒いときは手がかじかんでしまうので簡単な方がよいでしょう。ボートの上ではあらかじめ用意しておいた食材を鍋に入れ火を付けるだけ。後は味見して塩加減の調整をすれば出来上がりです。
今月の自然や流ボート料理レシピ
わたりがにとキムチのチゲ鍋
下準備
(当日)
わたりガニは甲羅をはずし足を落としたら、がにとふんどしを取り4分の1に切り分けます。海老はだしが出やすくするため頭に縦包丁を入れ、あさりはよく水洗いしておきます。(あさりはいきよいよくたたきつけるように洗うと貝柱が剥がれやすくなる) 春菊は2分の1にカット。わけぎは10センチほどに切り、しめじは石づきを取っておきます。
ボートデッキレシピ
ボートを安全な所にアンカーリングしたら鍋をセットします。
鍋にわたりがに、キムチ、納豆、おろしにんにく、水1200ccを入れ火を付けます。鍋が沸いてから10分後、アクを取り海老、アサリ、ボイル帆立、豆腐を入れさらに煮ます。 再び鍋が沸いてアサリが開いたらコチジャン、味噌で味を整え、しめじ、春菊、ワケギを入れて出来上がり。仕上げに白いりゴマをたくさんかけるといいでしょう。
具を食べたらうどんを入れて煮込みうどんを造ります。。
辛いのが好きな人はコチジャンを多めに。その際自分の分だけそれぞれの椀に足しても良いでしょう。
今回の料理 韓国風わたりがにとキムチのちげ鍋
用意する物
□キャンピングテーブル(背の低い物)
□キャンピングチェアー □家庭用携帯ガスコンロ
□予備のボンベ □鍋 □調理はし □椀
□はし □おたま □調理ばさみ □ゴミ袋 □軍手
□コップ □飲み物(お酒、ソフトドリンク等)
用意する食材(4人分)
調味料 □みそ100g □コチジャン大さじ4
□おろしにんにく大さじ3
食材 □渡り蟹中3杯 □ボイル帆立4〜6個
□春菊1把 □しめじ1パック
□キムチ300g □分葱1把 □豆腐1丁
□有頭エビ(ブラックタイガー、大正エビ等)8尾
□あさり(砂抜きのしてある物)2パック
□うどん2−3玉 □ひきわり納豆大1個 □ 水1200cc
下準備 (当日)
@わたり蟹は甲羅をはずし足を落としがにとふんどしを取り除き4分の1に切る
@海老はだしが出やすくするために頭に縦に包丁を入れる。
A あさりはよく水洗いする。 (あさりは勢いよくたたきつけるように洗うと貝柱が剥がれやすくなる)
Cわけぎは10センチほどに切る。春菊は2分の1に切る。
Dしめじは石づきを取る。
(1)(2)(3)(4)(5)をビニールに入れ冷蔵庫で保管
船上レシピ
@鍋にわたりがに、キムチ、納豆、おろしにんにく、水1200ccを入れ火を付ける。
B鍋が沸いてから10分後、アクを取り海老、アサリ、ボイル帆立、豆腐を入れさらに煮る。
C再び鍋が沸いてアサリが開いたらコチジャン、味噌で味を整え、春菊、ワケギ、しめじを入れて出来上がり。
D仕上げに白いりゴマをふりかける。
E具を食べたらうどんを入れる。
*湯の沸騰、蒸発の具合により味は常に変わります。みそや水でこまめに調節しましょう。
*ふたの開け閉めをこまめにして熱効率を良くしましょう。
|