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       ■月刊Boaty Field

         2004年6月号
       ON DECK CUISINEより


        2004年5月5日発売 


桜が終わり、日差しもいよいよ強くなり、穏やかな風が心地よい季節となりました。海に山に最高のシーズンの到来です。
 この季節になると毎年仲間達と出かけるのが潮干狩り。5月、6月みんなで楽しむ最高の遊びです。

 海に限らず自然の中で遊ぶには、早出早着きが大原則、潮干狩りの出来る季節で大潮の干潮が午前中にやってくるのは4月と5月が最多で5回、6月が4回、7月、8月は3回で、やはり4月、5月、6月が一番適しています。午後には風が出ることを想定し、午前中のなるべく早い時間に干潮になる時をねらっておきます。潮がよくお天気にも恵まれたならば目的地目指してさあ出航です。

食べるだけあさりが取れたら砂抜きをします。大きな鍋やステンレスのバットに金網を入れて底上げし、あさりがひたひたにつかる位の海水を入れます。あさりを重ならないように敷きつめ、アルミホイール等で蓋をして一番静かなところに3時間そーっとしておきます。 鍋に網を入れるのは吐き出した砂を再び吸わないようにするためで、蓋をして暗くするのはあさりの活性を高めるため、ひたひたになるくらいの水量は、あさりの呼吸をそこなわないようにするためです。

           ということで今月の
     自然や〜じねんや〜流デッキ料理のレシピは
           あさりのパエリア

     
パエリアはスペインで最も有名な料理、 毎年パエリアコンクールが世界各地で行われるほどです。パエリアの意味はラテン語で鉄製のフライパン、 もともとインドでピラフが発祥し、スペインに渡りパエリアとなり、やがてフランスのリゾットとなっていったのだそうです。
 雑学はこの辺までにして、気のあった仲間達とボートデッキで、最高のパエリアを作りましょう。どんな料理でも最も基本になるのが「スープ」。 日本でいうところの「だし」です。
 私も既製のチキンスープやブイヨンをよく使いますが、海の新鮮な素材が手に入った時は本物だけでだしをとります。今回は自分たちで採ったアサリを「だし」に使います。 鍋にオリーブオイルを入れ海老を軽く焼きボールに移します。後でもう一度炊きますので完全に火を通す事はありません。このとき鍋底が焦げ付かないように注意して下さい。私は飲んでるビールなどを入れて木べらで焦げ付きを防ぎます。帆立、鶏も同様に軽く焼きボールに移します。こつは一度に全部焼かずに一つづつ丁寧に焦がさず焼くこと。 最後にアサリを入れ蓋をして3分ほど蒸し焼きにし、スープと一緒にボールに移します。 家庭で作るときは一つ鍋にこだわる必要が無いので迷わずフライパンを使って下さい。

 鍋にオリーブオイル30ccを入れ、用意したにんにくを香りが出るまで弱火で炒め、続いてタマネギ、ピーマン、米を炒めます。米が透き通ってきたら、ホールトマト、分量の水、サフランを入れ一度沸騰させた後、火を中火にして5分ほど米がひたひたになるくらいまで煮詰めます。この段階で味見して下さい。足りないようでしたら塩を足します。米がひたひたになるまで煮詰めたら、先ほどの海老、帆立、鶏、アサリ、をスープごと並べながら入れます。その時、アサリを剥くと、かさばらず食べやすくてよいでしょう。 蓋をして弱火でさらに15分程蒸し焼にして火を止めます。頃合いの見方として鍋ぶたを堅い物(鉄製のおたまやプラスチックのライター)で触れたとき中がぐつぐつ沸く感触がなくなったら炊けていますので すかさず火を止めます。
 5分ほど蒸らし蓋を開けます。サフランのすばらしい香りにみんなの歓声がどっとわくこと間違いありません。

付記
@ パエリアやリゾットを作るときいつも悩むのが米の芯を残すかどうか?、好みにもよりますので強めのアルデンテが好きで多少芯があった方が良い人は最期の蒸らしを少なくして下さい。
A米をとくかどうか? スペインではとかないようです。人によって意見の分かれるところですが私はといています。
B水の量は? 乾いた米に対して1.1倍を基準にして下さい。米が3合
(540cc)でしたら水は594ccになります。(といで水を吸った米は1対1が基準) 


       今月の料理
   
      あさりのパエリア
  

        4〜5人分
 

 用意する物
 
   □キャンピングテーブル(背の低い物)
   □キャンピングチェアー    □家庭用携帯ガスコンロ
   □予備のボンベ3本  □鍋(ダッチオーブンなど厚手のもの) 
   □ボール(中) □おたま  □菜箸   
   □キッチンペーパー □ゴミ袋  □軍手
   □ボール    □木べら     □コップ
   □ 皿     □フォーク    □はし

 用意する食材(4人分)
 
  調味料   □ニンニクみじん切 2カケ  □天然塩
        □オリーブオイル □ サフラン一つまみ  
        □水600cc

   食 材  □ 米3合(540cc) 
        □ホールトマト1/2缶(缶詰)
        □あさり30粒  □帆立貝(剥き)4〜5ヶ
        □海老4〜5尾  □鶏もも肉200g 
        □赤・黄ピーマン各1個
        □タマネギみじん切り中一個分
        □飲み物(お酒、ソフトドリンク 等)

 下ごしらえ( 当日)

(1)にんにく2かけ・タマネギ中1個、をみじん切りにし冷蔵庫で保管する。
(2)米を3合軽くとぎザルに取り30分以上水を切りビニール等に入れる。(長く水に漬けておくと水を吸い、分量がくるってくるので要注意)
(3)ペットボトル等に水600cc正確にはかる
(4)ホールトマトの身の部分だけを1/2缶分別の容器に分ける
(5)鶏をひとくち大に切る
(6)赤、黄ピーマンを1センチ角に刻む  
 
 船上レシピ

@鍋にオリーブオイルを入れ海老を焼きボールに移す。焼くときビールやワインなどを入れて焦げ付きを防ぐ。(家庭で行うときはフライパンを使用する)
A帆立、鶏、も同様に焼きボール移す。こつは一度に全部焼かずに一つづつ丁寧に焦がさず焼くこと。
B アサリを入れ、蓋をして3分ほど蒸し焼きにしスープと一緒にボールに移す。
   @ABでオリーブオイルを30cc使う
C鍋に新たなオリーブオイル30ccを入れ用意したにんにくを香りが出るまで炒め、続いてタマネギ、ピーマンを炒める。
D用意した米(3カップ)を入れさらに炒め、透き通って来たら、用意した分量の水、サフラン、ホールトマトを入れる。
E沸騰させた後、火を中火にして水が米にひたひたになるまで煮詰める。
この段階で味見。足りないようだったら塩を入れる。

E 米がひたひたになるくらいまで煮詰まったら、先ほどの海老、帆立、鶏、アサリ、をスープごと並べながら入れる。アサリは殻を剥く
F 蓋をしっかりして弱火でさらに15分程蒸し焼にして火を止める。

G 5分ほど蒸らす。

 



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